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実行委員長

一般社団法人日々木の森 代表理事 立崎 文江 氏

有限会社ローズリー資源 代表取締役 田中 桂子 氏

開催の意義と目的

①人を活かす経営の実践で「幸せの見える共生社会の実現」をめざす取り組みについて学び合う。
②障害者問題及び障害者雇用について関心を深める。
③全国各地の同友会に障害者問題の取り組みの輪を広げる。
④「労使見解」発表から50年にあたり、成果と教訓を確認しながら今後の運動を展望する。

青森同友会の開催意義

①地域社会づくり~すべての人たちと共に歩む中小企業 障がい者雇用に限らず、すべての「生きづらさ、働きづらさ」を抱える人たちに光を当て、中小企業と共に歩みだすきっかけとなる。
②中小企業家づくり~中小企業家の矜持 中小企業『家』は、地域に仕事と雇用を生み出す存在、「0から1」を創造する存在であることを確認し、日本経済地域経済の主役であることに誇りを持つ機会とする。
③同友会づくり組織づくり 17年ぶりに全国行事を設営するにあたり全県一丸となって準備を進め、青森県内に同友会運動を広げて過去最高会勢の419名(2023年度内)を突破し500名会勢の実現を目指す。

第1分科会 中同協

「労使見解」50年
~障害者問題委員会と運動課題~
労使見解発表から50年を迎えたいま、各パネリストの障害者問題への取組に学び、人を活かす経営の輪を広げる契機とします。共生社会の実現に向けて、人間尊重の経営を追求しながら取り組んできた本委員会の歴史と理念、またその意義を確認するとともに、活動が多様化する中で障害者問題とどう向き合うべきなのか、今日的成果や課題を確認しながら今後の運動を展望します。

第2分科会 愛知

人を生かす経営の実践ー障害者雇用の取り組みの視点で
人を思う心が強い会社をつくる!それは社長の決意から始まった。
過去、障害のある社員を雇用し続けられなかったことをきっかけに、社員と話し合い、誰もが安心して働ける労働環境を整え、再び障害者を迎えます。しかし、次第に社員たちの不満は募り、社長自身が障害のある社員に向き合う姿勢を見せ、社内をまとめていきます。それは、成長の可能性を学ぶ日々でした。障害者との関りから経営者や会社がどう変化してきたのか、その実践を報告します。

第3分科会 神奈川

人間尊重の経営を根幹に据えて!
自主性を伸ばす仕組みづくり組織づくり
同社は、社員の自主性を尊重しながら、収益もしっかり確保し、1999年の創業以来黒字経営を継続しています。毎年事業は拡大して職員も増員。離職率は2%、経常利益率は安定的に8%を維持しています。
2016年には、「第6回日本でいちばん大切にしたい会社」アワードにおいて厚生労働大臣賞を受賞し、働きやすい環境づくりとして評価され、今では地域で誰もが知る会社に成長しています。

第4分科会 滋賀

共に学ぶ、共に生きる、共に育つ
同友会運動の実践で社員満足度87%の会社に~ボンクラ後継者を救った同友会~
会社をつぶす典型的なボンクラ三代目を自認する宮川氏は、ボロボロの事業承継から同友会で学んだ指針経営・社員共育・新卒採用を愚直に実践し続けてきました。気づけば、障がい者雇用率も10%を超え、もにす認定も取得し、会社に「誰もが働きやすい会社をつくろう」という風土が出来上がるまでになりました。特別なことはしない、人を生かす企業づくりに取り組んできた過程をご報告いただきます。

第5分科会 青森

共に生きる未来を目指して
はじまりは一歩踏み出すことから
生きづらさ、働きづらさを抱えたすべての人々が社会の中で自分らしく輝けるよう共に学び、共に成長する道を考えます。障がいのある方に留まらず児童養護施設出身者、刑務所出所者、LGBTQ+の当事者、難病を抱える人々との「共に働く、共に生きる」について、パネリストの具体的な事例報告を通して私たちが手を携え、どのような未来を描いていくのかを深く学びます。

記念講演

盲目の津軽三味線奏者・高橋竹山の軌跡に学ぶ~0から1を生み出す音楽「家」と中小企業「家」~
「家」という文字が職業につく人々は音楽家、画家、政治家、小説家など何もないところから価値を生み出す、0から1を生み出す存在です。そして、私たち中小企業家もまた地域に仕事と雇用を生み出す、クリエイティブな存在です。青森県が生んだ偉大な津軽三味線奏者である初代・髙橋竹山。彼は幼少期に患ったはしかが原因で幼くして視力の殆どを失います。当時の障がいをもった人に対する差別や謂れなき偏見は、今日からは想像もできないほど酷いものでした。

そんな環境で十代半ばにしてボサマ(盲目の旅芸人)となり、家々を門付けして回った竹山少年は、いかにして津軽三味線の第一人者になるまでの道を辿ったのか。彼の人生と時々で出会った人びととの交流やエピソードから、中小企業「家」としての矜持、在り方について考えます。

 講師は竹山の生い立ちから最晩年までを新聞記者として丹念に取材し地元紙・東奥日報に連載、のちに『魂の音色』として出版された書籍の執筆者である松林拓司氏です。講演後には初代髙橋竹山の孫弟子にあたる髙橋竹春氏による生演奏も行います。

開催要項

日時 2025年 10月9日(木)13:00 開会
      10月10日(金)11:40 閉会
会場メイン ホテル青森
  サブ  モルトン迎賓館
会費    27,000円
分科会 全5分科会
参加申込 ご所属の同友会事務局へお申し込みください。
申込締切 9月24日(水) ※9月25日以降のキャンセルは全額請求いたします。

アクセス

■青森駅から
市営バス乗車→「橋本小学校前」下車
タクシー 約1,000円
■新青森駅から
JR在来線乗車→「青森駅」下車→市営バス乗車→「橋本小学校前」下車
市営バス乗車→「橋本小学校前」下車
タクシー約2500円
■青森空港から
空港連絡バス乗車→「新町2丁目」下車
タクシー約5000円

スケジュール

1日目
13:00 分科会開始
17:50 分科会終了
18:30 懇親会開会
20:30 懇親会終了

2日目
9:00 全体会開会→分科会報告→記念講演→まとめ
11:40 閉会 

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