「盲目の津軽三味線奏者・髙橋竹山の軌跡に学ぶ ~0から1を生み出す音楽「家」と中小企業「家」~」
「家」という文字が職業につく人々は音楽家、画家、政治家、小説家など何もないところから価値を生み出す、0から1を生み出す存在です。そして、私たち中小企業家もまた地域に仕事と雇用を生み出す、クリエイティブな存在です。

 青森県が生んだ偉大な津軽三味線奏者である初代・髙橋竹山。彼は幼少期に患ったはしかが原因で幼くして視力の殆どを失います。当時の障がいをもった人に対する差別や謂れなき偏見は、こんにちからは想像もできないほど酷いものでした。そんな環境で十代半ばにしてボサマ(盲目の旅芸人)となり、家々を門付けして回った竹山少年は、いかにして津軽三味線の第一人者になるまでの道を辿ったのか。彼の人生と時々で出会った人びととの交流やエピソードから、中小企業「家」としての矜持、在り方について考えます。

 講師は竹山の生い立ちから最晩年までを新聞記者として丹念に取材し地元紙・東奥日報に連載、のちに『魂の音色』として出版された書籍の執筆者である松林拓司氏です。講演後には初代髙橋竹山の孫弟子にあたる髙橋竹春氏による生演奏も行います。

株式会社 東奥日報社
八戸支社長
松林 拓司 氏

初代髙橋竹山孫弟子
髙橋 竹春 氏

初代髙橋竹山 氏

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